就職内定率過去最高も、内定取消しの動きへの注視が必要
2020-03-23
文部科学省・厚生労働省は、今春卒業予定の大学生の2月1日時点の就職内定率について、過去最高の92.3%だったと発表した。一方で、新型コロナウイルス感染拡大による業績不振を原因として、3月17日時点で宿泊・飲食業、サービス業、製造業など12社で大学生・高校生ら20人が内定を取り消されており、文科省では「引き続き状況を注視していく」としている。なお、政府は、経団連・日本商工会議所など8つの主要経済団体に対し、最大限の経営努力で内定取消を回避するよう要請している。
←「臨時休校に伴う保護者の休業補償、申請受付開始」前の記事へ 次の記事へ「「未払賃金請求期間を3年に延長」労基法改正案が衆院通過」→