人事考課・評価

人事考課とは、企業において上司が部下の能力、勤務態度、業績を公正に評価することで、その結果は給与の査定、昇進・昇格、教育訓練などに反映されます。一口に人事考課といってもその目的や方法は企業によって様々で、特に定まった形式というものはありません。

かつての人事考課は、社員の評価を昇給や昇進に反映するというものが一般的でしたが、終身雇用制度が崩壊した今日において、企業は昇給や昇進を簡単に行えない状況にあります。厳しい経済情勢のなか、企業が年功序列から能力・成果主義へ移行すると、人事考課は社員の動機付けやモチベーションをアップし、会社の業績を上げるために行うものとなります。これが現在の人事考課に対する考え方の主流となっています。

少人数の会社で人事考課を行うには、制度がシンプルで運用に時間がかからないものでなくてはなりません。難しい職務等級の設定やパッケージングソフトを使った賃金制度の導入などは現実的ではありません。

当事務所においては、小人数の会社における人事考課制・評価制度の導入をお手伝いいたします。以下のような場合にはご相談ください。

・社員が10人を超えたが何から手をつけていいかわからない

・人事考課制度を導入してやる気のある社員に報いたい

・目標管理制度を導入して社員のモチベーションを引き上げたい

・社員の定着率を上げるために公平な人事評価を行いたい

・人事評価を賃金に反映させたい

・現在ある人事評価制度が機能していないので見直したい

2012年4月号 『月刊経理ウーマン』(研修出版様)

『これなら中小企業でもいますぐ活用できる 社員のヤル気がどんどん湧いてくる「人事考課」

-ここがポイントだ』 執筆

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