助成金
助成金とは
助成金とは、事業主を支援するために国が支給するもので、借入金と異なり返済する必要のないお金です。労働者を雇う場合は労働保険に加入しなければなりませんが、厚生労働省関連の助成金はこの保険料の一部を財源としています。せっかく保険料を払っているわけですから、要件に当てはまりそうな場合には迷わず申請するべきです。
厚生労働省関連だけでもかなりの数の助成金がありますが、助成金ごとに詳細な支給要件が定められており、なかには手続きの仕方や要件が分かりにくいものもあります。共通しているのは、①雇用保険の適用事業所であること、②過去3年以内に不正行為を行ったことがないこと、③労働保険料を滞納していないことなどです。
助成金の支給要件や申請手続は頻繁に改正があります。また、助成金そのものが短期間のうちに廃止になったり、新たな助成金が創設される場合もあるので、受給にはタイムリーな情報と正確な手続が必要です。
このような場合に支給される可能性のある助成金があります。
- 会社を設立し従業員を雇う予定がある場合
- 高年齢者、障害者、母子家庭の母親等就職が困難な者を採用する場合
- 就業規則の定年年齢を引き上げる場合
- 事業の縮小等により従業員を休業させる場合
- 新規の従業員の採用についてトライアル雇用(試行雇用)を行う場合
- 育児休業・介護休業制度を導入後、従業員が制度を利用した場合
- パートタイマー等を正社員にする制度を導入した場合
助成金の支給申請には、事前の承認や就業規則の整備を必要とするものがあります。
要件に当てはまっているにも関わらず、情報不足や手続きミスで支給に至らなかったというケースも少なくありません。
創業時の助成金については、従業員の採用前に計画書の提出が必要なものもあります。
助成金申請までの流れ
1)お電話か問い合わせフォームよりご連絡ください
2)お電話によるヒアリングで受給可能性を診断いたします
3)受給可能性がある場合、要件の確認を含めた打ち合わせをおこないます(無料です)
4)費用のお見積り、必要書類等のご説明を行います
5)契約書を締結し、申請書類を作成・提出します
当事務所の特徴
- 助成金の相談から申請手続きまでサポートします
- 受給可能性のある助成金がないか個別診断を行います
- 報酬については手続報酬なので安心です
- 創業時の助成金についてはとくに力をいれています
- 高年齢者雇用関連の助成金を数多く扱っています
- 専門誌への助成金記事の寄稿も行っており、タイムリーな情報提供を行います
- 都内事業所において実績多数あります
月刊人事マネジメント2012年4月号
「要点解説 高年齢者雇用の実務」執筆
月刊経理ウーマン2011年10月
『「60歳以上社員」の人件費負担を軽くするための助成金活用術』執筆
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