遺族厚生年金の受給要件、男女差を解消へ 共働き増で厚労省検討
2022-04-25
厚生労働省は21日、遺族厚生年金の受給要件をめぐり、男女間の差を解消する方向で検討に入った。今回主な見直し対象となるのは、原則18歳以下の子がいない夫婦。共働き世帯が増えていることから、男性が家計の担い手の中心だった時代の設計を見直し差をなくすべきとの指摘を踏まえたもので、今夏にも社会保障審議会での議論を始める。
←「無効解雇の金銭解決制度 導入の是非議論へ」前の記事へ 次の記事へ「インターン情報の採用活動での利用が23年度実施分から可能に 政府方針」→