Archive for the ‘未分類’ Category
自動車運転手 勤務間インターバル増へ
労働政策審議会の部会は、3月16日、バス運転手の勤務間インターバル制度について、「11時間以上」を努力義務とする改善基準告示の見直し案を了承した。義務とする1日の休息期間も、現行より1時間伸ばして9時間以上とする。タクシー、トラックについても増やす方向で議論されている。施行は2024年4月の方針。
厚労省検討会 転勤、異動の採用時明示義務化の方針
3月17日、厚労省の多様化する労働契約のルールに関する検討会がとりまとめた報告書案で、企業が労働者の採用時に、採用直後だけでなく、将来の勤務地や仕事内容についても明示するよう義務付ける方針が盛り込まれた。労働条件通知書などに仕事内容や勤務地の範囲を明示することを想定する。今後、厚労省の労働政策審議会で議論し、労働基準法を改正する。
1月の有効求人倍率、完全失業率、休業者数
4日に公表された1月の雇用統計は、厚生労働省公表の有効求人倍率(季節調整値)が1.2倍(前月比0.03ポイント増)、総務省公表の完全失業率が2.8%(同0.1ポイント増)となった。有効求人倍率は2カ月ぶりの改善となったが、コロナ禍が本格化する前の1.5倍前後には届いていない。また、同月の休業者数は249万人(同59万人増)となっている。
現金給与総額2カ月ぶりに増
厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報)で、1月の1人当たり現金給与総額が27万4,172円と、前年同月よりも0.9%増え、2カ月ぶりにプラスになった。所定外給与は4.4%増の1万8,461円、特別支給の給与(ボーナス等)は7.6%増の1万1,841円、所定内給与は0.4%増の24万3,870円。昨年1月は新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が制限されていたため、その反動で上昇したとみられる。
産業雇用安定助成金の利用低調
厚生労働省は、産業雇用安定助成金の制度開始から1年にあたる令和4年2月4日時点の利用者が、1万440人だったことを公表した。同省は、令和2年度第3次補正予算と令和3年度予算で計約4万4,000人の利用を見込んでおり、想定の24%に留まっている。
雇調金特例を6月末まで延長へ
厚生労働省は、雇用調整助成金のコロナ特例について、3月末までとしていた期限を6月末まで延長する方針を表明した。5月末まで延長する方向で検討していたが、夏に行われる参院選への影響を危惧する与党から延長を求められ、1カ月延長された。施行にあたっては今後の省令改正が必要となる。
7割の企業が「従業員増やす」と回答
内閣府が1日に発表した「令和3年度 企業行動に関するアンケート調査」によると、今後3年間に雇用者を増やす見通しの企業の割合は 70.1%(前年度調査 59.7%)で過去最高となった(製造業 67.0%(同 51.7%)、非製造業72.9%(同 66.4%)。 業種別では、「機械」、「化学」、「保険業」、「建設業」などで高い割合となった。
入国・帰国制限緩和に加え留学生向け「円滑スキーム」検討
政府は、3月1日より新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日あたりの入国・帰国者総数3,500人の上限を5,000人に拡大した。また、原則7日間としてきた入国後の自宅などでの待機を、変異株(オミクロン株)が流行していない国からの入国者でワクチンを3回接種している人は免除し、それ以外も、検査で陰性が証明されれば3日間に短縮。さらに、3月3日には追加緩和として3月14日からは入国・帰国者総数の上限を7,000人に引き上げ、留学生が優先的に入国できる仕組みを設けることも打ち出した。
「小学校休業等対応助成金」6月末まで延長
コロナ禍で子どもが通う保育園や幼稚園、小学校が休園・休校になり、休業せざるを得ない保護者に対し、有給休暇とは別に「特別休暇」を与える勤務先の事業所を対象に、休んだ間の賃金を助成する「小学校休業等対応助成金」について、厚労省は、3月末までだった対象期間を6月末まで延長する方針を固めた。
外国人新規入国オンライン申請受付開始
政府は25日、厚生労働省が管理・運営するERFS(入国者健康確認システム)を利用した外国人の新規入国申請をオンラインで行える特設サイトを開設した。オミクロン株に対する水際対策が3月1日から緩和され、再開される新規入国の手続きを円滑に進めるため。事前審査はなく、新規入国者を受け入れる企業(受入れ責任者)が入国者情報などを入力し届出すると、査証(ビザ)発行に必要な書類がオンラインで発行される。
« Older Entries Newer Entries »